アコムは誰でも審査に通る？ 口コミからわかる審査に落ちる人の特徴も紹介

CMで「はじめてのアコム」と言われると、誰でも借りられるの？ と思ってしまいますよね。

しかし、アコムでは必ず審査が行われ、誰でも借りられるわけではありません。そこで本記事では、

• アコムの審査に通った人の口コミ
• 審査に落ちる人の特徴

などをご紹介！

アコムは誰でも審査に通るわけではないですが、申し込みのコツはありますので、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

アコムの申込条件は？

アコムをはじめとした貸金業者は、「返済能力の調査をすること」が義務付けられており、一定の審査基準を満たすことが借入れの条件となっています。

そのため、「アコムなら誰でも審査に通る」「審査が甘い」といった評判は間違いです。

では、アコムで借入れをするためには、どのような条件が必要なのでしょうか。ここでは、アコムの申込条件や審査通過率について解説していきます。

申込条件は「20歳以上」「安定した収入・返済能力」の2つ

アコムの申込条件は、「20歳以上であること」そして「安定した収入と返済能力があること」の2点です。

20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

引用：アコム

無職の方や、たとえ社会人でも18歳・19歳の方は申し込みができないということですね。

なお、「安定した収入」とは、毎月一定の収入を継続的に得ている状態を指します。

たとえ収入があっても、日払いの単発バイトしかしていない方や、就職・転職直後の場合は、「収入が安定していない」「返済能力が乏しい」とみなされる可能性があります。

また、この他にも他社の借入額や信用情報など、さまざまな観点から審査が行われており、アコムの審査基準を満たした場合のみ借入れが可能となります。

決して「審査が甘い」「誰でも借りられる」というわけではないことは覚えておきましょう。

アコムの審査通過率は39.4%

下の表に、大手消費者金融各社の審査通過率を記載しました。

参照：アコム「マンスリーレポート2024年3月末
2024年3月期累計新規貸付率」／SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期中間決算資料 2024年3月期3Qの成約率」／アイフル「アイフル月次推移 2024年3月期無担保新規成約率」／SBI新生銀行「四半期データブック 2023年6月成約率」

アコムの審査通過率は、他の大手消費者金融と比較しても大きな差はありません。

そもそも、カードローンの申し込み時には、「年収に対して借入額が多すぎないか」も審査されているため、借入れがないことは審査にプラスに働くことも。

利用者の年収は「200〜500万円」が最も多い

「安定した収入と返済能力」が申込条件であることから、「年収が高くないと審査に通らないのかも」と感じた人もいるかもしれません。

そこで、アコム利用者の年収について調べてみたところ、利用者の年収で最も多かったのが「200万円超～500万円以下」（63.0％）でした。

参照：アコム「2024年3月期 第2四半期決算　DATABOOK」

年収が200万円以下の方も全体の2割以上を占めており、それほど年収が高くなくても借入れできている人が多いことがわかりますね。

ただし、アコムをはじめとした貸金業者には、「年収の3分の1までしか借入れができない」（総量規制）という決まりがあります。

例えば、年収300万円の場合は100万円までしか借入れができないということです。

安定した収入があったとしても、借入希望額が年収に対して大きすぎる場合は審査に通らない可能性が高いため注意しましょう。

「3秒診断」で借入れ可能か事前に確認できる

「アコムの審査に通るか心配」という人は、申し込み前に「3秒診断」を利用してみましょう。

「3秒診断」では、年齢や年収、他社借入額を入力すると、借入れが可能かどうか簡易的に診断してくれます。

診断の結果、「借入ができません」と表示された場合は、アコムの申込条件に合致していない可能性が高いため、他の対処法を考える必要があります。

「お借入できる可能性が高いです」と表示された場合は、審査にも通過できる可能性があるので、そのまま申し込みをしてみるのがおすすめです。

ただし、「3秒診断」は借⼊れを検討する際の⽬安であり、必ずしも診断結果により融資を確約するものではない点に注意してください。

申し込み後に行われる審査では、この他にも本人の属性や信用情報などをチェックした上で融資可能かどうか判断されます。そのため、本審査の結果借入れができない可能性もあることは覚えておきましょう。

「いきなり申し込みをするのは不安」という方は、まずは「3秒診断」で事前にチェックしてみてくださいね。

アコムの審査が通った人の口コミを紹介！

ここまで、アコムなら「誰でも審査に通る」というわけではない理由をお伝えしてきました。

しかし、このような噂がある理由には、審査に不安を抱えていた人などから、「こんな自分でも借りられた」という声が多いことが一因となっているようです。

アルバイトでも利用できた

アルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用の場合、「審査に通るか心配」という方も多いでしょう。

実際にアコムを利用した方からは、「アルバイト・パートでも借りられた」という口コミがありました。

もちろん審査時には雇用形態についても確認されていますが、肝心なのは「安定した収入・返済能力があるかどうか」。

つまり、アルバイトやパートでも毎月一定の収入があり、十分に返済が可能だと判断されれば借入れは可能です。

「アルバイトで収入がそんなに多くないけど大丈夫かな」と心配な方でも、まずは申し込みをしてみることをおすすめします。

ただし、アルバイトでも日雇いのバイトを転々としているような場合には、「収入が安定していない」とみなされる可能性があるので注意しましょう。

個人事業主でも利用できた

アルバイト・パート同様、自営業や個人事業主の場合でも、アコムでは安定した収入や返済能力があれば申し込みが可能です。

実際に、個人事業主の方から「借入れができて助かった」という声がありました。

一般的に、個人事業主は給与所得者に比べ、収入の安定性が疑問視されることが多いと言われており、借入れに不安を抱えている人も多いかもしれません。

特に、事業資金の借入れを行いたい場合は、銀行などの金融機関に相談することになりますが、事業資金の借入れの審査は非常に厳しく、借入れが難しいことも。

その点、アコムのカードローンは使いみちが自由なため、私的な入用だけでなく、事業資金にも使用できるというメリットがあります。

自営業・個人事業主でも、安定して収入が得られている場合には借入れができる可能性があるので、まずは申し込みをしてみるといいでしょう。

専業主婦だと審査に通らなかった

残念ながら、専業主婦（主夫）はアコムを利用できません。

実際に、「属性について質問があり、専業主婦だと答えたところ、審査に通らなかった」という声がありました。

アコムの申し込み条件は、「20歳以上で安定した収入・返済能力のある人」となっています。

主婦であってもパートなどで安定した収入があれば申し込みは可能ですが、専業主婦・主夫の場合は自身に収入がないため、申し込みができないのです。

専業主婦の方でどうしても融資を受けたいという人は、配偶者貸付（配偶者の年収と合算して年収の3分の1まで借りられる制度）を利用できるカードローンを選びましょう。

アコムの審査時間は最短20分！ 審査の流れを解説

アコムは最短20分（※）で審査が完了するため、今すぐお金が必要な人にもおすすめです。

ここからは、アコムの申し込みから審査、借入れまでの流れを解説します。

（※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。）

インターネット・自動契約機（むじんくん）などから申し込む

アコムの申し込み方法には、主に下記の4種類があります。

どれを利用するかは個人の好みですが、家族にバレたくないという方にはWEBやアプリからの申し込みがおすすめです。24時間365日自宅にいながら申し込みでき、原則郵送物なしで利用できます。

ただし、アコムの審査受付時間は9～21時までとなっています。時間外に申し込んだ場合は、審査結果の回答が翌朝9時以降となる点に注意してください。

すぐにローンカードを使って借入れを行いたい方は、自動契約機（むじんくん）からの申し込みがおすすめ。担当者とインターフォンで会話をしながら手続きを進められ、最短20分でカード発行まで完了するのも嬉しいポイントです。こちらも、希望すれば郵送物なしにできますよ。

「ネットはよくわからない」「近くに自動契約機（むじんくん）がない」という方は、電話での申し込みがおすすめです。ただし、18時以降に電話した場合は、翌日の受付となるためご注意ください。

また、申し込み書類を郵送でやり取りしたい場合は、電話で申し込みを行い、書類を郵送してもらうこともできます。

仮審査

仮審査とは、本審査前に行われる機械審査のことです。

アコムをはじめ多くの大手消費者金融では、審査時間の短縮のため、AIによるスコアリングによって申告内容や信用情報などを数値化し、機械的に判断します。

複数社からの過度な借入れがあったり、滞納歴があるなど信用情報に問題があったりすると、この時点で審査に落ちてしまうでしょう。一方で、返済能力があると判断されれば次の本審査に進めます。

なおインターネットから申し込んだ場合、仮審査の結果は登録したメールアドレス宛てに届くので確認してください。

本人確認書類を提出する

申し込みの際は、下記の本人確認書類を提出します。

インターネットで申し込む場合、上記の中から1点を提出してください。

なお、自動契約機（むじんくん）で申し込む際に、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートの交付を受けておらず、健康保険証を提出する場合、「住民票の写し」または「公共料金の領収書」（いずれも発行から6ヶ月以内のもの）の提出も必要になります。

これらの書類がすぐに提出できない場合は、契約後にアコムから郵送物が届くため、親などに知られたくない人は必ず契約時に持参するようにしましょう。

また、申し込み方法の種類に関係なく、下記の2点に該当する人は収入証明書の提出も必要です。

収入証明書として使用できるのは、以下のものとなっています。

収入証明書は、アコムのホームページやアプリなどから提出できます。なお書類はすべて最新年度のもの、給与明細書については直近2ヶ月分が必要となりますので、よく確認しておきましょう。

本審査

アコムを利用するための最終審査が本審査です。仮審査をパスしたからといって、必ず本審査に通るという保証はありません。

本審査では、本人確認書類や収入証明書をもとに、申し込み時に申告した内容に誤りがないか確認されます。

この時、申告した勤務先に実際に勤務しているかどうか確認する「在籍確認」が行われます。

実際に勤務先に電話をかけて確認する業者もありますが、アコムでは原則在籍確認を行っていません(※）。

また、万が一書類の不備などで職場への在籍確認が必要な場合であっても、事前に申込者に同意を得てから実施されます。突然職場に電話がかかってくることはないので安心してください。

（※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施）

契約

インターネットからの申し込みの場合はメールで、自動契約機で申し込んだ場合はその場で審査結果が通知されます。契約内容や利用条件に同意し、手続きを進めましょう。

契約手続きが終われば、振込もしくはATMを利用して借入れが行えます。

振込は、インターネットやアプリから原則24時間いつでも利用可能です。

ATMを利用したい場合は、アコムATMか提携先のセブン銀行ATMなどで借入れを行います。セブン銀行ATMでは、スマホアプリを利用してカードレスで借入れも可能です。

アコムで審査に落ちる人の特徴は？ 申し込み時のポイントも

アコムは20歳以上で安定した収入や返済能力があれば申し込みができますが、どのような場合に審査に落ちるのか気になる人もいるでしょう。

そこでここからは、アコムの審査で落ちる人の特徴を解説します。申し込み時のポイントもお伝えするので参考にしてくださいね。

1.既に他社で多額の借入れがある

既に他社から多額の借入れがある場合、アコムの審査に通らない可能性があります。

アコムをはじめとした消費者金融からの借入れは、貸金業法にもとづく総量規制が適用されるためです。

総量規制は、過度な貸付を防ぐために設けられており、年収の3分の1を超える借入れができません。

例えばあなたの年収が300万円で、既に他社で100万円借入れがある場合、新たにアコムから借入れをすることはできないということです。

年収の3分の1を超えてしまいそうな場合には、既存の借入れを減らすことができれば、新たに借入がれできる可能性があります。

また、他社から借入れがなくても、当然年収の3分の1を超える金額を希望すれば審査に通りません。

「せっかくだから多めに借りておこう」とすると審査に通らない可能性があるため、必要最低限の金額で申し込むこともポイントです。

なお、銀行系カードローンは総量規制の対象外ですが、ほとんどの銀行で同様に借入額に関する規制を設けています。

借入れが多くどうしても金融機関の審査に通らない場合は、単発バイトで稼ぐなど、別の方法を検討する必要があります。

2.信用情報に問題がある

これまでにカードローンやクレジットカードなどの滞納をしたことがある場合は、アコムの審査に通らない可能性が高いです。

滞納や債務整理などの金融事故を起こした場合は、それが「信用情報」に記録されています。

アコムに限らずカードローンの審査では、信用情報を必ずチェックしており、事故記録が残っていると審査に落ちる可能性が高いです。

例えば、長期延滞（2～3ヶ月の延滞）の場合は、完済から5年間は記録が残るため、その期間は借入れが難しいと考えておいてください。

このように、いわゆる「ブラックリスト」となっている状態では、消費者金融など金融機関から融資を受けることは難しいため、別の方法を検討しましょう。

3.同時に複数のカードローンに申し込んでいる

4.安定した収入がない

アコムの申し込み条件の1つが、「安定した収入・返済能力があること」です。

そのため、無職や専業主婦で収入がない人は申し込みができません。

また、日雇いバイトしかしていない人や、就職・転職直後など現在の勤務先での在籍期間が短い場合も、「収入が安定していない」とみなされ、審査に通らないことも。

具体的にどの程度の在籍年数ならOKという基準は明かされていませんが、少なくとも半年以上の在籍期間があれば「継続安定した収入を得ている」と判断してもらえる可能性はあるでしょう。

とはいえ、審査はさまざまな要素を加味して行われるので、転職間もない時期でも審査に通る可能性もあります。一度申し込みをしてみて、審査に落ちてしまった場合は半年以上空けてから再度申し込むといった対策を取るのも一つの方法です。

まとめ

ここまで、アコムの申し込み条件や実際の口コミ、そして審査で落ちる人の特徴などをお伝えしてきました。

アコムは「誰でも審査に通る」わけではなく、金融ブラックなどの場合は審査通過は厳しいでしょう。

しかし、20歳以上で安定した収入や返済能力があればアコムへの申し込みは可能です。

審査に不安を抱えている方は、まずは「3秒診断（※）」を利用して、事前に借入れ可能かどうかチェックしてから申し込みをしてみてくださいね。

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