30万円を審査なしで借りる方法はある? 審査に通過できる人の特徴も詳しく解説

30万円を審査なしで借りる方法はある? 審査に通過できる人の特徴も詳しく解説
冠婚葬祭などで急にまとまった金額が必要になり、「30万円を借りたいけど、審査なしで借りられる?」と心配な人もいると思います。

そこでこの記事では、

などについて紹介します! さらに、30万円借りるのにおすすめのカードローンも紹介しますので、今すぐお金を借りたい人は最後までチェックしてくださいね。

30万円を審査なしで貸してくれる金融機関はない

結論から言うと、30万円を「審査なし」で貸してくれる金融機関は存在しません。

なぜなら、貸付を行う消費者金融などの業者は、返済能力について調査することを貸金業法で義務付けられているからです。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用:貸金業法 第十三条

つまり、正規の貸金業者からお金を借りる際は、審査を避けて通ることはできないということ。「審査なしで借りられる」と謳っている貸金業者は、闇金の可能性が非常に高いです。

闇金は簡単に借りられる一方で、金利が非常に高く返済ができなくなったり、違法行為をあっせんされたりとトラブルに巻き込まれる可能性が高いので、絶対に利用しないでください。

審査なしで30万円を用意する方法5選

金融機関から審査なしで30万円借りるのは不可能だとお話ししました。

しかし、「金融機関からの融資」という方法にこだわらなければ、審査なしで30万円を用意する方法もあります。

審査に通るか不安という人は、次の方法を検討してみてください。

1. 家族や友人から借りる

家族に相談できる人は、事情を説明してみましょう。金融機関などから借り入れるよりも、借入額や返済に融通が利きやすいという利点があります。

もし家族には頼れない人なら、信頼できる友人や知人に相談するのも1つの方法です。

ただし、家族や友人など知り合いからお金を借りるときは以下の点に注意してください。

  • 借りたお金は返済日を決めて必ず返す
  • 一度きりと決めて借りる

お金を借りることが常態化してしまうと、「お金にだらしない人」「貸しても返してくれない人」と信用を落とし、今後の関係にひびが入る可能性があります。

おすすめなのは、「借用書」を作成すること。借用書のないお金の貸し借りは、後から事実関係を確認できず、踏み倒しても請求されません。

「自分は絶対に返すから大丈夫」と思っていても、貸主にとっては書面をもらえるほうが安心なはず。次に挙げる点を書面に記して、「絶対に返す」という意思を伝えましょう。

◆借用書に書く内容

  • お金を借りた日にち
  • 金額
  • 返済日
  • 返済方法
  • 利息の有無
  • 借主の名前・住所・捺印
  • 貸主の名前

手書きでも裁判などで効力があるので、急ぎで借りる際もしっかりと借用書を作成しましょう。

2. クレジットカードのキャッシング枠を利用する

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付帯されている場合は、審査なしでお金を借りられます。

クレジットカードには、買い物などに利用できる「ショッピング枠」と、お金が借りられる「キャッシング枠」の2つが設けられています。

クレジットカードのキャッシングとは?

クレジットカード作成時などにキャッシング枠の利用申請を行い、審査に通過している場合には、設定された利用限度額まで借入れを行えます。

ただし、クレジットカードを持っていてもキャッシング枠が付いていない場合は審査が必要になります。審査には一定の時間がかかるため、即日借入が難しい場合も多いです。

また、無職など安定した収入がない場合はキャッシング枠の審査に通らない可能性が高いため注意しましょう。

3. 公的制度を利用する

失業などやむを得ない事情でお金が必要な方は、公的支援制度を利用できる可能性があります。

低所得世帯で生活費や一時的な出費のために30万円必要な方は、「生活福祉資金貸付制度」の利用を検討してみましょう。

生活福祉資金貸付制度は、大きく以下の4つが存在します。

◆生活福祉資金貸付制度

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

このうち、総合支援資金の「生活支援費」と「一時生活再建費」であれば、活用できる可能性が高いです。

特に生活支援費は、失業などで生活に困窮している人が、生活を立て直し、経済的に自立できるようにすることが目的です。最大3ヶ月間、月20万円まで融資してくれます。

対象者低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯
融資額月20万円以内(※1)
貸付期間原則3ヶ月(最大12ヶ月間まで延長可能)
貸付利子連帯保証人ありなら無利子(※2)
使用目的生活を再建するまでの間に必要な生活費
(※1)単身世帯の場合は月15万円以内。(※2)連帯保証人がいない場合は年1.5%

なお、生活支援費だけでは足りない場合は、一時生活再建費も用意されています。

対象者低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯
融資額60万円以内
貸付利子連帯保証人ありなら無利子(※)
使用目的就職活動や技能習得
家賃や公共料金などの滞納の一時立て替え
債務整理に必要な費用
(※)連帯保証人がいない場合は年1.5%

もちろん、融資を受ける前に審査が行われ、誰でも活用できるわけではありません。しかし、貸付利子の低さなどを考えると、活用したい公的制度の一つとなるでしょう。

4. 生命保険の契約者貸付を利用する

自分名義で生命保険に加入している場合、「契約者貸付」を利用できる可能性があります。

  • 解約返戻金がある生命保険
  • 掛け捨てタイプの定期保険は対象外
  • 解約返戻金を担保にお金を借りられる
  • 解約返戻金の6~8割が借りられる

借入時の審査がなく、保険を継続したまま借りられるので、カードローンなどの借入に比べて借りやすいのが特徴。家族にバレにくいのもポイントです。

また、利率は年利2.0~5.0%程度に設定している保険会社が多く、カードローン(年利14.0~18.0%程度)と比べて安め。

自分の生命保険が契約者貸付の対象なのかは、保険会社のホームページなどで確認してみてください。

ただし、あくまでも「借入」なので、必ず返済しなければいけません。返済しないと保険が失効する可能性も。

また、返すあてもないのにその場しのぎで借りてしまうと、結局返済できずに家族にバレてしまう可能性もあります。返済計画はしっかりと立てておきましょう。

5. 定期預金担保貸付を利用する

銀行に定期預金がある方は、その定期預金を担保にして銀行からお金を借りられます。

これは「定期預金担保貸付」または「総合口座貸越・当座貸越」などと呼ばれ、次のような仕組みになっています。

  • 限度額の範囲内で定期預金の一部を引き出せる
  • 信用情報に関係なく借りられる
  • 借入時には利息が発生する
  • 返せない場合は担保にした定期預金から差し引かれる

例えば、100万円の定期預金がある場合、普通預金が残高マイナス90万円になるまで現金を引き出せるということ。返済する際は90万円と利息を支払わなければいけません。

利率が低く信用情報に関係なく借りられるので、定期預金がある人は利用を検討してみてください。

なお、定期預金担保貸付は各銀行によって条件が異なるので、利用する前によく確認しましょう。

ローンの審査に通過できる人の特徴は?

「30万円を審査なしで借りたい…」と考えている人の多くが、自分は審査に受からないのではと不安を抱えているのではないでしょうか。

まずは、審査通過のために必要な以下の3つの条件に自分が当てはまるか確認してみましょう。

1.安定した収入がある

金融機関では、融資したお金をしっかりと返済できるか見るために、「安定した収入」を確認します。

安定した収入というとざっくりしていますが、毎月決まった収入がある人なら正社員はもちろん、アルバイトやパートでも通過できる可能性があります。

逆に、無職などの収入がない人だけでなく、自営業やフリーランスなど毎月の収入が決まっていない場合は審査に影響する可能性が。

安定した収入があるかは、勤務先への在籍確認や収入を証明する書類の提出で確認されます。

2.借入金額が総量規制を超えていない

消費者金融などの貸金業者は、「総量規制」によって年収の3分の1を超える貸付が禁止されています。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

引用:日本貸金業協会

30万円借りたい人は、最低年収90万円以上、月収なら7.5万円以上でなければいけないというわけですね。

この「3分の1」は貸付の合計額なので、他社ですでに借入がある人は、合算して年収の3分の1しか借りられません。年収90万円あってもすでに他社で10万円借りている人は、新たに20万円しか借りられないという計算です。

なお、銀行は総量規制の対象ではありませんが、消費者金融と同様に年収の3分の1程度を貸付限度額に設定しているケースが多いようです。

いくら安定した収入があっても、申し込みの際に借入希望額を大きくしすぎると審査に通過できない可能性が高まるので、注意してくださいね。

3.ブラックリストに登録されていない

返済能力と同時に確認されるのが、信用情報です。

信用情報とは、クレジットカードやローンに関する情報のこと。申し込み内容や契約などは、すべて信用情報機関に登録されています。

中でも、滞納や自己破産などの「事故情報」が登録されると、いわゆる「ブラックリスト」となってしまいます。

この事故情報は5〜10年程度記録が残るため、その間はカードローンなどの契約はできません。

事故情報が記録されているかどうかは、信用情報機関に情報開示請求をして確認できます。

過去に滞納などの経験があり、審査に通るか心配な方は、借入の申込前に情報開示を依頼することも検討してみてください。

今すぐ30万円必要なら消費者金融のカードローンがおすすめ

上でも紹介した通り、「安定した収入があり、借入額が収入に対して多すぎず、過去に延滞などの記録がない」人は、問題なく審査に通過できる可能性があります。

「それなら自分も大丈夫かも…」と思った人は、審査を受けて金融機関から30万円を借りることを検討しましょう。

特に、今すぐ30万円必要な人は、即日融資可能な消費者金融のカードローンがおすすめです!

消費者金融カードローンのメリット

ずばり、消費者金融カードローンのメリットは次の2つです。

  1. 申し込みから借入れまでがスピーディー
  2. 利息が発生しない「無利息期間」が設定されているカードローンもある

消費者金融は、申し込みから審査、借入までがスピーディーに行えるのが最大の特徴。たとえば、SMBCグループのプロミスであれば、最短3分で審査をしてもらえます。

また、一定期間利息のかからない「無利息期間」を設定している消費者金融も多いです。

←スマホはスクロールできます→

実質年率無利息期間無利息期間の開始
プロミス4.5〜17.8%初回30日間(※)初回借入の翌日
アイフル3.0~18.0%初回最大30日間契約日の翌日
アコム3.0~18.0%初回最大30日間契約日の翌日
SMBCモビット3.0~18.0%
レイク4.5~18.0%初回最大180日契約日の翌日
ベルーナノーティス4.5〜18.0%14日間借入日の翌日
いつも4.8~20.0%最大60日間契約日の翌日

「今月ボーナスが入るから30万円用意できる」などすぐに全額返せる人はもちろん、無利息期間の間に借入額の大部分を返済できる人は、利息の支払いに苦労せず返済できるでしょう。

消費者金融カードローンのデメリット

一方、消費者金融カードローンのデメリットは、銀行系カードローンに比べ金利が高いことです。銀行カードローンの金利は1.5〜15%が相場ですが、消費者金融カードローンはこれを上回ります。

実質年率
プロミス4.5〜17.8%
アイフル3.0~18.0%
アコム3.0~18.0%
三菱UFJ銀行1.8~14.6%
三井住友銀行1.5~14.5%

借入金額によって利率は異なりますが、30万円なら上限金利が適用されるのが一般的。

無利息期間内にある程度返済できる場合は消費者金融の方がお得に利用できますが、長い時間かけて返済したい人は利息分の支払いが膨らむ傾向にあります。

30万円を借りるのにおすすめのカードローン

30万円を即日で借りるなら、借入れまでの時間が短く、銀行カードローンよりも借りやすい消費者金融がおすすめです。

しかし、同じ消費者金融カードローンでも、審査通過率や無利息期間など異なる点があることに注目しましょう!

←スクロールできます→

業者名プロミスアイフルアコムSMBCモビットレイク
借入利率4.5〜17.8%3.0~18.0%3.0~18.0%3.0~18.0%4.5~18.0%
無利息期間初回30日間(※2)初回最大30日間初回最大30日間なし初回最大180日
審査時間最短3分(※8)最短18分(※5)最短20分(※12)最短30分(※11)最短25分
審査通過率(※1)35.1〜 43.9%29.4〜36.9%35.9〜42.0%(※9)非公開26.4%
自宅への郵送物条件付きでなし(※13)条件付きでなし(※6)原則なし条件付きでなし条件付きでなし
在籍確認原則在籍確認なし
(※3)
原則、電話での
在籍確認なし(※7)
原則、在籍確認なし
(※10)
原則、電話確認無し原則電話による
在籍確認なし
学生の申込み(※4)(※14)
20歳未満の申込み(※4)
専業主婦の申込み(※4)
無職の申込み

(※1)2022年4〜2023年3月までのデータ、レイクは2023年3月のデータ。(※2)メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。(※3)ご希望に添えない場合もございます。(※4)主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。(※5)お申し込みの状況によってはご希望に添えない場合がございます。(※6)WEB契約時、「カードレス」「口座振替(自動引落)」を選択された場合。口座振替登録を選択された金融機関でお客様の取引時確認が完了していること、その保存がされている場合に限ります。(※7)申込内容に不備があれば電話確認。(※8)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。(※9)アコムMonthly Report(2022年9月末)アコムMonthly Report(2023年3月末)。(※10) 原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施。

審査時間が圧倒的に早いプロミス

プロミスの特徴

借入利率4.5~17.8%
借入限度額最大500万円まで
振込までの時間契約後、最短10秒で振込
審査通過率35.1〜 43.9%
プロミスの提携ATM

プロミスのおすすめポイント

  • Web申込みなら最短3分で融資可能
  • 土日や祝日でも申し込み・振り込み可能
  • 電話による在籍確認・自宅への郵送物は原則なし。バレずに借りられる!
20代女性(正社員)
年収300万円以上400万円未満・他社借入なし
プロミス の「スピード感」について
WEBで申し込んだら、すぐに審査結果がメールで届きました。必要書類もスマホで撮って送れたので楽でした。申し込んだ日のうちに口座に振り込まれていたので、とても感謝しています。
借入金額50万円以上
申込から借入までの時間1時間以内
20代女性(正社員)
年収300万円以上400万円未満・他社借入なし
プロミス の「バレにくさ」について
私の場合、勤務先への在籍確認の電話も、自宅への郵送物もありませんでした。カードレスで利用できたので、カードを持ち歩く必要もありませんでした。周りの人にカードローンを利用したことを知られる心配がなかったのがよかったです。
借入金額50万円以上


※審査時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※30日間の無利息期間:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。※電話による在籍確認の有無:ご希望に添えない場合もあります。※借入限度額は審査によって決定いたします。※審査通過率:2022年4〜2023年3月までのデータ。※主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

土日祝日でも借りやすいアイフル

アイフルの特徴

借入利率3.0~18.0%
借入限度額最大800万円まで
審査通過率29.4〜36.9%
アイフルの提携ATM

アイフルのおすすめポイント

  • 土日祝日・夜間でも申し込みできる
  • カードレスで借入れが可能
  • 融資が可能か1秒で事前診断できる
20代女性(パート・アルバイト)
年収200万円以上300万円未満・他社借入なし
アイフル の「手軽さ」について
Webで全てが完結するため、申し込みしやすかったです。必要書類も一般的なものばかりで、特別必要なものもありませんでした。土日祝関係なく借りることができて、利用しやすかったです。
借入金額10万円以上20万円未満
30代男性(正社員)
年収100万円未満・他社借入なし
アイフル の「バレにくさ」について
一番心配していたのは、勤務先や家族に知られることでした。私の場合は、在籍確認がなく、郵便物が自宅に届かなく、プライバシーに配慮してくれたのはとても助かりました。
借入金額30万円以上40万円未満

※審査時間:申込みの状況によってはご希望に添えない場合がございます。※在籍確認:申込内容に不備があれば電話確認。※借入限度額:借入限度額は審査によって決定いたします。ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。※審査通過率:2022年4〜2023年3月までのデータ。※1秒診断:診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もございます。

周りにバレずに借りやすいSMBCモビット

SMBCモビットの特徴

借入利率3.0~18.0%
借入限度額最大800万円まで
振込までの時間契約後、最短3分で振込
審査通過率非公開
SMBCモビットの提携ATM

SMBCモビットのおすすめポイント

  • 原則、書類確認で在籍確認が完了するから電話確認なし!
  • WEB完結申込なら誰にもバレない
  • 申し込み手続きが簡単
20代女性(正社員)
年収300万円以上400万円未満・他社借入あり
SMBCモビット の「バレにくさ」について
私の場合、勤務先への電話や自宅の郵送物などもなく、借入れしたことが周囲にバレるということはありませんでした。やり取りも全てネット上で完結でき、非常にスムーズな流れでした。
借入金額40万円以上50万円未満
40代男性(フリーランス・個人事業主)
年収300万円以上400万円未満・他社借入あり
SMBCモビット の「手軽さ」について
手続きはスマホやパソコンから、簡単な記載事項を入力するだけです。365日24時間にわたって申し込みできるので、利便性はかなり高いです。コンビニATMも豊富に用意されていて、オペレーターの対応も丁寧な言葉遣いです。
借入金額20万円以上30万円未満


※審査時間・振込までの時間:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。※在籍確認:審査状況により確認が必要な場合、事前に同意を得た上で連絡。※借入限度額:審査によって決定いたします。

審査に通るために気をつけたい!カードローンの注意点

審査に通過して30万円借りられそうな人でも、カードローンの利用に注意が必要なことには変わりありません。

あくまでも借金なので、返済が滞るとさまざまなトラブルが生じるからです。

カードローンの注意点を3つ見てみましょう。

しっかりと返済計画を立てる

まず、お金を借りる前に、確実に返済するための計画をしっかり立てておくのが重要です。

「30万円程度なら給料から少しずつ払えば返せる」と思うかもしれませんが、返済計画が甘いと返済予定額を用意できず、返済が滞る恐れも。

滞納を続けると一括請求されたり、ブラックリストに載ったりなどのリスクがあるため、現実的な返済計画を立てましょう。

例えば、月収15万円の人が30万円を3ヶ月で返す(月々10万円+利息を返す)のは現実的ではありませんよね。

無理なく返済するプランを立てるために、次の点に気をつけましょう。

  • 収入から生活費などを差し引き、毎月いくら程度返済できるのか
  • 利息を含めた合計返済額はいくらになるのか
  • 完済するまでにどれくらいの期間がかかるのか

各金融機関では、借入額・金利・返済期間によって、月々の返済額や利息がどれくらいになるか計算できるシミュレーションツールを提供しています。

Webサイトから気軽に計算できるので、借入の前にシミュレーションしてみてください。

必要な分だけ借りる

「自分の収入なら、もっと借りられそう…」とついつい多めに借りたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、カードローンの借入は必要な分だけを借りるのがおすすめです。

なぜなら、借入額が増えれば支払う利息も増え、月々の返済額が大きくなるからです。

30代男性・フリーランス・個人事業主

私の場合、収入証明書と本人確認書類のどちらも必要でしたが、概ね希望通りの金額を借入れできました。もう少し借入れできれば、と思わなくはなかったですが、これ以上あっても返済が苦しかったですし、ちょうど良かったのかなと思えます。

レイク / 2021年12月頃利用 / 年収200万円以上300万円未満 / 他社借入なし

例えば、金利18.0%で30万円と50万円を借りた場合、12ヶ月返済でのトータルの返済額や利息は次のようになります。

借入額 合計返済額 月々の返済額 利息
30万円 329,360円 28,000円 29,360円
50万円 549,637円 46,000円 49,637円

参考:アイフル ご返済シミュレーション

当然ですが、50万円のほうが返済額・利息とも多く、毎月の負担が増えます。

また、必要以上に借りてしまうと、後々お金が必要になっても借りられない可能性が高まります。なぜなら、総量規制によって「借入の合計額は年収の3分の1」と決まっているからです。

借金はあくまでも必要な分だけと考えて、借りすぎないように気をつけてくださいね。

同時に複数の金融機関に申し込みしない

お金をどうしても借りたい場合、早く審査を通したいといった気持ちから複数のカードローンに同時に申し込みをしてしまう人もいるでしょう。

しかし、同時に複数の会社に申し込みをするのは絶対にやめてください。

カードローンは実際に借入を行ったことだけでなく、申し込みをしたことも信用情報に記録されています

短期間に複数の申し込みを行っていると、お金に困っているという印象を与え、返済能力に懸念を持たれてしまうことも。過剰な貸付を防ぐためにも、審査を通さないという判断を下す会社が多いのです。

消費者金融では、即日審査結果が通知されるところが多いので、慌てて複数の申し込みをする必要はありません。まずは最も気になる会社1つに申し込みをしてみることをおすすめします。

まとめ

本記事では30万円を審査なしで借りたいと考えている人に向けて、その方法などを紹介してきました。

金融機関で借りる場合、審査は必ずあります。安定した収入やブラックリストに登録されていないなどの一定の条件を満たせば審査に通る可能性は高いので、まずは「自分は審査に受かりそうか」を確認するといいでしょう。

また、金融機関の審査に通るのは難しそうだという人は、公的制度の利用や定期預金担保貸付などが利用できないか確認してみましょう。どんなに切羽詰まっている場合でも、「審査なし」を謳う闇金の利用は絶対にやめてください。

本記事で紹介したカードローンは、即日30万円を借りることも可能です。「審査に通りそう」という人は、ぜひカードローンの利用を検討してみてくださいね。

調査概要

調査主体者マネーパス編集部
調査目的カードローン利用の実態調査
調査方法クラウドワークス
対象者10〜60代のカードローン利用者
対象地域日本国内
実施期間2024年1月15日〜1月29日
調査人数300名