突発的な出費などで、プロミスの返済が遅れそうになると、遅延損害金の発生や厳しい取立てにあわないか不安になりますよね。
そこで本記事では、
などについて解説します。
また、返済に遅れないための対策も紹介しますので、ぜひ本記事を参考に対策してみてくださいね。
プロミスの返済が遅れそうな時は?
プロミスの返済が遅れそうな時は、返済期日前に以下のいずれかの行動を起こしましょう。
- アプリやプロミスコールから返済期限の延長手続きを行う
- 支払額の減額をプロミスコールで相談する
では、詳しく解説していきます。
アプリやプロミスコールから返済期限の延長手続きを行う
プロミスは、返済期日前ならアプリ・WEBや電話(プロミスコール)から簡単に返済期限の延長手続きが可能です。
アプリの場合は、メニューから「お客様情報の管理」→「今回のご返済期日についてのご相談」という項目から希望の返済期日を登録できます。
また、WEBの「会員サービス」からも同様に返済期日の登録が可能です。
電話の場合は、プロミスコール(0120-24-0365)に連絡すれば、自動音声で手続きが完了します。
その際に、会員番号やカード番号の入力が必要となるため、事前にメモやローンカードを用意しておきましょう。
支払額の減額をプロミスコールで相談する
「全額の返済は難しいが一部だけなら返済できる」という方は、支払額の減額をプロミスコールで相談してみましょう。
プロミスを利用した人の口コミには、返済に関して丁寧に相談に応じてもらえたという意見がありました。
返済期日に最低返済額を返せないとわかった時点で、早めにプロミスコール(0120-24-0365)へ連絡するようにしてください。
プロミスの返済が遅れるとどうなるの?
プロミスの返済が遅れてしまうとどうなるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この章では、プロミスの返済が遅れた時の流れについて、実際の利用者の口コミも交えながら紹介します。
1.遅延損害金(延滞金)が発生する
プロミスの返済に遅れると、年率20.0%の遅延損害金(延滞金)が発生します。
遅延損害金は利息とは異なるため、利息を含めた返済額にさらに上乗せして支払う必要があります。
年率20.0%と言われてもピンとこないかもしれませんが、遅延損害金のシミュレーション表を見るとイメージできるのではないでしょうか。
借入額 | 1ヶ月延滞(30日) | 2ヶ月延滞(60日) | 3ヶ月延滞(90日) |
---|---|---|---|
1万円 | 164円 | 328円 | 493円 |
5万円 | 821円 | 1,643円 | 2,465円 |
10万円 | 1,643円 | 3,287円 | 4,931円 |
ご覧の通り、延滞が長引くほど支払額が増えていくことを覚えておきましょう。
2.追加の借入れができなくなる
返済に遅れると、新たに借入れができなくなります。
カードローンの返済が遅れたとき、まず起こるのは「カードローンの利用停止」です。利用が停止になれば、利用限度額が残っているかどうかに関係なく借入れすることはできません。
引用:プロミス
返済日の翌日にすぐに利用停止になるケースは少ないものの、延滞が続けば数日〜数週間で利用停止になる可能性があります。
なお、延滞分の返済が行われれば、利用停止は解除されるため、新たに借入れを行うことも可能です。
3.無利息期間が終了する可能性がある
プロミスをはじめとする消費者金融では、初回契約者に限って無利息期間を設定しています。
←スマホはスクロールできます→
実質年率 | 無利息期間 | 無利息期間の開始 | |
---|---|---|---|
プロミス | 4.5〜17.8% | 初回30日間(※) | 初回借入の翌日 |
アイフル | 3.0~18.0% | 初回最大30日間 | 契約日の翌日 |
アコム | 3.0~18.0% | 初回最大30日間 | 契約日の翌日 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | ✕ | ✕ |
レイク | 4.5~18.0% | 初回最大180日 | 契約日の翌日 |
ベルーナノーティス | 4.5〜18.0% | 14日間 | 借入日の翌日 |
いつも | 4.8~20.0% | 最大60日間 | 契約日の翌日 |
(※)メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です
プロミスの無利息期間は、初回借入日の翌日から30日間(※)。しかし、返済が遅れると、無利息期間が終了する可能性があります。
無利息期間中であっても、ご返済期日に遅れた場合、その他の事情によりサービスの提供を停止することがあります。
引用:プロミス
無利息期間が終了してしまうと、その日から利息が発生します。
無利息期間が適用されていれば支払わなくてよかった利息まで支払うことになるため、注意しましょう。
(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です)
4.電話やハガキで返済を催促される
返済が遅れると、電話やハガキで返済を催促される可能性があります。
連絡を無視して延滞を続けていると、ハガキなどの書面が送られてくることも。実際に督促ハガキが届き、家族にバレてしまったという人もいました。
周囲にプロミスの利用や延滞の事実がバレたくない人は、なるべく早く自分からプロミスに連絡しておきましょう。
なお、「怖い人が家に来たらどうしよう」と思う人もいるかもしれませんが、ドラマで見るような強引な取り立ては貸金業法第二十一条で禁止されています。
プロミスでは書面や電話など法律の範囲内で督促を行っているため、脅迫されたり、嫌がらせを受けたりする恐れはないので安心してください。
とはいえ、督促が続いているのに支払に応じないと事態はより深刻になるので、早めに返済しましょう。
5.信用情報に傷がつき「ブラック」の状態になる
延滞が長期(2〜3ヶ月)に及ぶと、信用情報に事故情報が記載され、いわゆる「ブラック」の状態になります。
延滞情報は、滞納してから2、3ヶ月で信用情報に登録される可能性があり、延滞情報は、滞納が解消されてから1~5年記録されます。
引用:アディーレ法律事務所
5年もの間、ローンやクレジットカードの審査に通らなくなってしまうという大きなリスクがあることは覚えておきましょう。
6.督促を無視し続けると一括返済を求められる
そもそもカードローンの返済において、借りる側には「期限の利益」が認められています。
期限の利益とは、返済期日が来るまで、借金の返済をしなくてよい利益のこと。カードローンを分割で返済できるのは、借りる側に期限の利益が認められているためです。
しかし、プロミスからの電話や督促状が届いても無視し続けていると、期限の利益を喪失し、一括返済するよう求める内容証明が届きます。
一括返済が求められるまでに何度も電話やハガキで督促があるので、無視することなく早めに対応することが大切です。
7.訴訟や差し押さえになることも
一括返済を求められても支払に応じなかった場合、プロミス側は借金を回収するために裁判所での手続きを開始します。
裁判所から「訴状」「支払督促」といった書面が届いたのに放置していると、最終的には訴訟や差し押さえになることも。
差し押さえは、自動車などの動産や自宅などの不動産、給与や預貯金が対象。特に、まず給与や預貯金の差し押さえが行われる場合が多いとされています。(参考:アディーレ法律事務所)
給料の差し押さえは勤務先に連絡がいくので、カードローンの利用・延滞の事実が会社にバレてしまいます。
裁判所から通知が来たら絶対に放置せず、すぐに弁護士に相談するようにしましょう。
プロミスの返済に遅れないための対策
この章では、プロミスの返済に遅れないために有効な対策を4つご紹介します。
1.返済日を教えてくれるメールサービスを利用する
プロミスは、返済日を教えてくれる「ご返済日お知らせメール」というサービスを提供しています。
配信日時も都合に合わせて設定できるため、「返済日をうっかり忘れてしまいそう」という方はぜひ利用しましょう。
インターネット・アプリの会員サービスから設定できるので、ログインして手続きを進めてください。
2.口座振替で返済するよう設定を行う
うっかり返済を忘れてしまいそうという方には、口座振替もおすすめします。
返済方法に口座振替を指定すれば、毎月自動で引き落とされるため返済を忘れる心配がありません。
引落日は利用する金融機関によって異なるため、あらかじめよく確認し、残高不足にならないよう注意しておきましょう。
3.複数社から借入れがある場合はおまとめローンで一本化する
プロミス以外にも借入れがある場合は、返済額・返済期日がバラバラで、把握するのが難しいですよね。
そんな場合は、借金をおまとめローンに一本化することをおすすめします。複数の借入れを一本化すれば、返済の管理がしやすくなるだけでなく、返済完了までのスケジュールも把握しやすくなるでしょう。
さらに、おまとめローンに一本化すれば、今よりも金利が下がる可能性もあります。
どのような条件が適用されるかは商品や状況によっても異なりますが、支払利息や毎月の返済額の軽減につながる場合もありますので、一度シミュレーションを行ってみるのがおすすめです。
4.無理なく返していけるよう収支を見直す
返済のことを考えずに借りられるだけ借りてしまった…という場合など、見通しの甘さから返済に困っている人は、返済金を確保するため収支を見直しましょう。
すべてをギリギリまで切り詰めるのではなく、無駄遣いを減らすだけで余裕を持って返済できる可能性があります。
例えば、ほとんど利用していないサブスクを解約したり、コンビニではなくスーパーで食品を買うようにしたりなどするだけで、数千円の節約になることも。
そもそも自分の収支を把握していない人は、まずは家計簿をつけてお金の流れを把握することをおすすめします。
プロミスの返済が遅れてしまったら?
万が一、プロミスの返済が遅れてしまったら、できるだけ早く返済するのがベスト。とはいえ、返済のあてがなく困っている人もいるでしょう。
どんなに返済に困っていても、闇金から借りて返すといったことは絶対にやめてください。
ここからは、プロミスへ返済できなくて延滞するしかない…という時に試してほしい、お金を用意する安全な方法を紹介します。
クレジットカードで支払いを先延ばしにする
クレジットカードをお持ちの方は、生活費などの支払いを先延ばしにできないか検討してみましょう。
ただし、借金を借金で返すことになるため、「10日後の給料日になれば必ず返せる」など、返すアテがある場合に限った方法です。
あくまでも一時的な方法として利用しましょう。
リサイクルショップなどで不用品を売る
家にある不用品をリサイクルショップなどで売って、お金に換えることも検討してみましょう。
大きな家具や家電は比較的値段がつきやすく、メーカーや状態によっては高値で買い取ってもらえることもあります。例えば、以下のような家具・家電が買取対象となっています。
トレジャーファクトリーやセカンドストリートなどは出張買取にも対応しているため、お店まで家具や家電を運ぶのが難しい場合でも安心です。
傷や汚れがあっても買い取ってもらえることも多いため、処分しようと思っていたものでも一度査定してもらうのがおすすめですよ。
単発バイトをして稼ぐ
お金をすぐに手に入れたい場合は、単発バイトをするのもおすすめです。
タイミーなどのアプリを利用すれば、今すぐ働ける単発バイトを探すこともできます。
例えば、このような単発バイトなら即日お金を稼ぐことが可能です。
イベントスタッフ、警備員、仕分け、サンプリング、試験監督、引っ越しスタッフ、交通量調査
単発バイトの場合は、日払いで給料を受け取れるケースがほとんど。日給1万円以上の高時給バイトもあるため、休日などを利用してコツコツ稼ぐのがおすすめです。
家族に相談して一旦立て替えてもらう
家族に相談できる人は、事情を説明してみましょう。金融機関などから借り入れるよりも、借入額や返済に融通が利きやすいという利点があります。
もし家族には頼れない人なら、信頼できる友人や知人に相談するのも1つの方法です。
ただし、家族や友人など知り合いからお金を借りるときは以下の点に注意してください。
- 借りたお金は返済日を決めて必ず返す
- 一度きりと決めて借りる
お金を借りることが常態化してしまうと、「お金にだらしない人」「貸しても返してくれない人」と信用を落とし、今後の関係にひびが入る可能性があります。
おすすめなのは、「借用書」を作成すること。借用書のないお金の貸し借りは、後から事実関係を確認できず、踏み倒しても請求されません。
「自分は絶対に返すから大丈夫」と思っていても、貸主にとっては書面をもらえるほうが安心なはず。次に挙げる点を書面に記して、「絶対に返す」という意思を伝えましょう。
◆借用書に書く内容
- お金を借りた日にち
- 金額
- 返済日
- 返済方法
- 利息の有無
- 借主の名前・住所・捺印
- 貸主の名前
手書きでも裁判などで効力があるので、急ぎで借りる際もしっかりと借用書を作成しましょう。
【最終手段】どうしても支払が厳しい場合は債務整理を検討しよう
どうしても支払が難しく、延滞を解消できる見込みがない場合は、債務整理を検討する必要があります。
債務整理とは、裁判所への申立て・または債権者(貸主)との交渉によって、債務(借金)を減額・免除する法的手続きの総称です。カードローンや住宅ローンはもちろん、クレジットカードやリボ払い、奨学金といったほぼすべての借金に対して減額・免除が可能です。
引用:弁護士法人・響
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。
◆債務整理の種類
- 任意整理…貸主と直接交渉して利息の軽減や月々の支払額の減額を目指す
- 個人再生…裁判所を通して、借金を最大1/5〜1/10に圧縮する
- 自己破産…裁判所を通して、借金の全額免除を申請する
債務整理を行って毎月の返済額を減らせれば、生活を立て直すことも可能になるでしょう。
ただし、債務整理を行うと信用情報に事故情報が記載されてしまう点は注意が必要です。
事故情報は5〜10年消えることはなく、その間ローンやクレジットカードなどの契約はできなくなります。
債務整理にはデメリットも多くあるため、あくまでも最後の手段として覚えておきましょう。
まとめ
プロミスは、返済期日前であれば、アプリや電話で簡単に返済期限の延長手続きが可能です。
プロミスを延滞してしまうと、遅延損害金が発生する上に、電話やハガキによる督促が行われる可能性があります。最終的には、訴訟や差し押さえにまで発展する可能性も。
「返済が難しい」と感じたら、なるべく早くプロミスに相談するようにしてくださいね。